医療法人社団四ツ葉会　はせがわ整形外科

肘の痛みは、成長軟骨が残っている15歳くらいまでの方は、いわゆる野球肘が多く、重症度が高いと長期に渡る療養の可能性もあります。

一般的には、肘に負荷をかけたことにより起こる炎症が多数を占めます。特に多いのは、手のひらを上に向けて、肘を曲げた時に肘の親指側（上腕骨外顆）に痛みが出る上腕骨外顆炎、肘の小指側（上腕骨内顆）に痛みが出る上腕骨内顆炎です。

高齢の方では、加齢性変化に伴う痛みの割合が増加します。

手首～指の症状で多く見られるのは関節炎です。

高齢になると加齢性変化に伴う痛みが多くなります。代表的な疾患として、指の第一関節に変形（加齢性変化）が起こり、それに伴う痛みが出てくるヘバーデン結節、手関節の親指側の痛みを来すドケルバン病（狭窄性腱鞘炎）、親指の根元（CM関節）が変形（加齢性変化）し腫脹や痛みが生じるCM関節症があります。

手のこわばりがある場合、それが起床後長く続いている時は関節リウマチなどに伴う関節炎や腱鞘炎を生じている可能性があります。関節リウマチの症状として他には、関節痛や腫れ、熱感・指の変形などがあります。この他の症状でも気になる点がありましたら放っておかず、早めに当院にご相談ください。